プログラム・キーワード 8サークル
部署名 | サークル名 | テーマ | 結果 |
★ 組織・部門横断的な改善チーム
エコ対策 活動 | 緑化推進 QCサークル | 緑化の活動内容と今後について ~部門横断的活動の為に~ |
★ 課題達成型・問題解決型QCストーリー
1 | D2病棟 | ハートケア・和やか | 認知症患者の看護 ~RO法を取り入れた認知症 患者への対応~ | |
2 | 機能訓練室 | リハ科調査隊 | 宮本病院は地域の方にどのように 認知されているのか? | |
3 | 栄養課 | ひまわり | 調理場の清潔を保とう ~負担なくできるように~ | 優秀賞 |
4 | M3病棟 | 見直しANGELS☆ | Let`s カンフォータブル・ケア ~患者様もスタッフも 笑顔になろう!!~ | 最優秀賞 (全国大会) |
5 | 透析室 | キドニーズ | 災害用患者カードの作成 | |
6 | 放射線室 | X-ray QCサークル | 撮影マニュアルの作成へ向けた 取り組み・2年目 | |
7 | 外来 | 2代目 磯山sisters | 泰典Drと外来スタッフの 整形外科大改革 | 優秀賞 |
令和2年4月1日
BSC:業務プロセスの視点:QCの推進
「業務改善活動の活発化(部門横断的活動と全国大会発表)」
第12回QC活動発表会・投票結果及び、アンケート調査の分析報告
QC担当 放射線室技師長代理 浜崎孝一
* 投票結果について
当日参加 85名 抄録参加者 121名 有効投票数 206 無効投票数 0
結果、上記のごとく、「M3病棟」が最優秀賞。
*アンケート結果について
- < >24件。貴重なご意見ありがとうございました。 たくさんのご意見の中からいくつか取り上げたいと思います。
① 楽しく実践できるように基本のトレーニングをしたいと思います。
それにより、問題の展開がより確実になっていくと思われますについて
QC活動を難しくとらえている職員が多い中、このようなご意見を頂戴でき
たことは嬉しく思います。何事もそうですが、基本が出来ていなければそこか
らの発展はありません。楽しく実践可能になるようにQC活動に取り組んでい
ただければ幸いです。
② ポスター掲示がされていたので分かりやすかったです。スタッフの皆さん、
ありがとうございますについて
この件に関しては、以前参加者の声として挙がっていたものを今回、実行
させていただきました。QC活動発表会としては初めての試みでありましたが、
好感的な意見をいただけました。ポスター掲示につきましては、アンケートを
取らせてもらいましたので、今後も継続するか検討させていただきます。
*まとめ
今回のQC発表は、各部署の活動と部門横断的活動で、総演題数が8となり
ました。今回も例年通り、各演題、発表10分・質疑応答3分で13分の持ち時
間でした。各演題に関して、職員から活発な質疑やご意見をいただきました。
質疑応答の時間があっという間に過ぎたことは大変喜ばしい限りであります。
また、今回から緑化活動の発表を審査の対象外とさせていただきました。
この活動については報告がメインとなっていたので、従来のQC方式の発表と
は外れてきたことが理由です。
皆様のご協力もあり今回もQC活動発表会は予定時間内に終えることが出来
ました。次回も予定時間内にQC活動発表会を終える事が出来るようにしたい
と思います。
発表内容や表現方法につきましては、QC手法を用いて出来るだけ分かりやす
いスライドを作成していただいたことと、全体的な文字の大きさや色使いの工
夫でさらに理解しやすくなっていたかなと思いました。ただ、アニメーション
などを使用している部署はほとんどなかったので、次回発表する部署はこの点
に関して検討していただいても良いかと思います。
結果では、優勝、2位のポイント差が1Pでした。今回のQC活動発表会も稀
に見る接戦でした。そんな中、M3病棟が最優秀賞を受賞しました。
M3病棟は過去最高位が2位でしたが、今回初めての最優秀賞受賞となります。
Let’s カンフォータブル・ケア~患者様もスタッフも笑顔になろう!!~に関
しての取り組みは、認知症患者に対する看護の困難さを軽減するために、BPSD
に対するケアの統一として、認知症のケア技術であるカンフォータブル・ケア
を継続して実施することをQC活動として取り上げました。
上記内容を一連のQC手法を使用して理解しやすくしたこと、グラフや表を
用いたことで、さらに理解しやすい内容にしたことが今回の成果に繋がったの
ではないかと思います。
アンケートでは、今回の発表会の内容について「実りあるものであった」が
39.7%→55.0%(50%を超えたのは第7回以来)、発表会の視聴については「充分
視聴出来た」が44.1%→51.9%(50%を超えたのは第9回以来)となりました。「何
も得るものは無かった」が1.5%(1件)→0%(0件)となりました(0%になったの
は第9回以来)。QCサークル活動の実践について「やりたくない」が8.5%(16
件)→6.3%(11件)とわずかではありますが減少となりました。
→昨年に引き続き、今後の課題として検討
また、今回からポスター掲示についてもアンケートを取りました。ポスター
掲示を見ましたかについて「見た」が73.0%(81件)、「見ていない」が27.0%(30
件)となりました。ポスター掲示はあった方が良いですかについては、「あった方
が良い」が49.5%(55件)、「どちらでも良い」が50.5%(56件)、「ない方が良い」
は0%(0件)となりました。ポスター掲示に関しては、次回以降も引き続き継続
していこうと考えています。ポスターを見ていない理由に関しては、時間がな
い、知らなかった、掲示場所が分からなかったなどが挙げられました。ポスタ
ー掲示の日時と場所につきましては、アンケート用紙に記載してありますし、
院内メールでも報告させていただいています。確認をしていただければ特に問
題ない事項であると考えます。
最後に、忙しい日常業務の中、時間を割いて各部署でQC手法を用いてQC
発表に向け準備して下さった職員の皆様、ありがとうございました。たくさん
のテーマがある中で様々な角度から物事を捉え、優先順位をつけて活動して下
さったのではないかと思います。QC活動を行った各部署は、日々の仕事を円滑
に進められ、意欲的に取り組めるようになっていると思います。QC活動に取り
組むことは、自己の成長に繋がることは勿論でありますが、今後に活かせるこ
とは言うまでもありません。また、このQC活動発表会を開催することで、他
部署のQC発表の良い箇所を見習って日常業務に取り入れてもらえれば、病院
全体の医療の質の底上げにも繋がります。今回、発表しなかった部署また出来
なかった部署は次回のQC活動発表会で改善に取り組んだ内容をQC手法でま
とめて発表して下さることを期待します。
QC活動発表会は今後も継続していきますので、院長やQCメンバーを始め、
皆様のご協力をよろしくお願いします。
※最優秀賞はQC全国大会(令和2年11月20日~11月21日予定)で発表してい
ただくこととなっております。詳細が決まり次第お知らせしますので担当者の
方はよろしくお願いします。