プログラム・キーワード 10サークル
部署名 | サークル名 | テーマ | 結果 |
★ 組織・部門横断的な改善チーム
1 | エコ対策 活動 | 緑化推進 QCサークル | 緑化活動 ~部門横断的活動に向けて~ |
★ 課題達成型・問題解決型QCストーリー
2 | 放射線室 | 「X-ray」 QCサークル | 新機種導入後の業務マニュアル変更に向けて | |
3 | 透析室 | キドニーズ QCサークル | ベッド配置図の作成 ~スムーズな入室を目指して~ | |
4 | 薬局 | さくら QCサークル | そうだ!病棟に行こう | |
5 | M4病棟 | スワンチーム | 「リハビリとの連携について」 | |
6 | M3病棟 | 見直しANGELS☆ | Let’s 接遇 ~Part1~ | |
7 | D3病棟 | リカちゃんwith D | コスト高くない?どうするかって?削減するの。~防水シーツの使用量はなぜ多いのか~ | |
8 | 外来 | 初代 磯山sister’s | 確認したらカルテへGO! ~郵便物の整理整頓~ | 優秀賞 |
9 | 栄養課 | ひまわりの会 | 【患者様に食べやすいミキサー食を目指して】 | 最優秀賞 (全国大会) |
10 | 機能訓練室 | Team棘突起 | 月末業務の改善 | 優秀賞 |
BSC:業務プロセスの視点:QCの推進
「業務改善活動の活発化(部門横断的活動と全国大会発表)」
第10回QC活動発表会・投票結果及び、アンケート調査の分析報告
QC担当 放射線室主任 浜崎孝一
* 投票結果について
当日参加 104名 抄録参加者 129名 有効投票数 231 無効投票数2

結果、上記のごとく、「栄養課」が最優秀賞。
*アンケート結果について
① 参加者の声は、24件。貴重なご意見ありがとうございました。
→ご意見「QC発表会の開催を毎年1回から2~3年に1回にして研究や調査にかける時間を増やしてはどうか。」について
院内でQC活動を始めて10年目となりますが、毎年、QCサークル活動発表会を開催しています。QC活動は継続してこそ意味がある活動だと考えます。もちろん、QC活動のテーマによっては、分析や調査にいつも以上に時間を費やすことが必要なこともあると思います。そのような場合に限っては、2~3年に1回の発表となる部署があっても良いのではないかと考えます。しかし、QC発表会を2~3年に1回の開催にしてしまうと、各部署においてQC活動とはどのような内容であったかなど、QC活動に関しての意識が希薄になることが想定されます。
各部署で様々な意見があると思いますが、QC活動発表会は今後も毎年1回開催とさせていただきます。
*まとめ
今回のQC発表は、各部署の活動と部門横断的活動で、総演題数が10となりました。前回と同様、各演題、発表10分・質疑応答5分で15分の持ち時間でした。各演題に関して、座長も質問を用意していましたが、職員からの活発な質疑やご意見を多くいただけたことで質疑応答の時間があっという間に過ぎてしまったことは大変喜ばしい限りであります。また、途中でパソコンが動かなくなるトラブルに見舞われましたが、皆様のご協力もあり、QC活動発表会は予定時間内に終えることが出来ました。次回も予定時間内にQC活動発表会を終える事が出来るようにしたいと思います。
発表内容や表現方法につきましては、QC手法を用いて出来るだけ分かりやすいスライドを作成し、動画・アニメーションの工夫でさらに理解しやすくなっていたかなと思いました。ただ、全体的にスライドの作りが暗かったような印象を受けました。次回は、全体的にスライドの作りが明るくなるように努めていければと思います。
結果では、優勝、2位、3位のポイント差が1P未満でした。今回のQC活動発表会は稀に見る接戦でした。そんな中、栄養課が最優秀賞を受賞しました。
第6回QC活動発表会で最優秀賞を受賞して以来、2回目の受賞となります。
患者様の食事に関しての取り組みは、今までもいろんなテーマで実施されていると思いますが、今回は食べやすいミキサー食を目指してというテーマでQC活動を行った発表内容でした。一連のQC手法を使用したことはもちろん、グラフや表を用いて見やすいスライドにして、より理解しやすい内容にしたことが成果に繋がったのではないかと思います。
アンケートでは、今回の発表会の内容について「実りあるものであった」が47.2%→41.8%、発表会の視聴については「充分視聴出来た」が52.8%→45.5%となりました。「何も得るものは無かった」が0%(0件)→3.3%(3件)となり、QCサークル活動の実践について「やりたくない」が5.5%(10件)→6.8%(13件)とわずかではありますが増加となりました。
→昨年に引き続き、今後の課題として検討
最後に、今回のQC発表に向けてテーマ選定や要因解析、グラフや図の作成などを行った人、発表用原稿を準備した人、いろいろな準備に関わった人などQC活動に携わった人が沢山いると思います。QC活動によって、普段、何気なく見ていたことや改善出来たら良いのにと思っていたことに取り組むことが出来たのではないでしょうか。日々、業務に追われる中でQC活動を行い、まとめることは大変だと思います。ただ、今回の経験は自己の成長に繋がり、今後に生かせることは言うまでもありません。また、今回実施したことは、各職員にQC活動発表会を通じて聞いてもらうことが出来、各部署でどのような取り組みを行っているかを知る良い機会にもなったのではないかと考えます。
QC活動発表会という貴重な時間を皆さんが活用したことは全ての面についてプラスに働いているのではないかと思います。
QC活動発表会は今後も継続していきますので、院長やQCメンバーを始め、皆様のご協力をよろしくお願いします。
栄養課 ひまわりの会 最優秀賞おめでとう!!