精神科リハビリ (精神科作業療法)

心と身体のバランスを整え、あなたらしい生活を取り戻すために。

精神的なご病気やストレスによって、これまでの日常生活や人付き合いに難しさを感じていませんか?
精神科作業療法は、手芸やゲーム、軽い運動といった様々な「作業(活動)」を通じて、心と身体の回復を促し、患者さんがその人らしい生活を送れるようサポートするリハビリテーションです。

対象となる方
  • 認知症
  • 統合失調症
  • 気分障害(うつ病・躁うつ病)
  • 依存症(アルコール・薬物)
  • 精神疾患があり、日々の生活に不自由さを感じている方。
例えば、こんなお悩みはありませんか?
  • 「頑張ろうという気持ちはあるのに、気分が乗らない、体調が崩れてしまう」
  • 「仕事や家庭の役割に対して不安が強く、自信が持てない」
  • 「自分の病気についてよく分からず、どう付き合えばいいか分からない」
  • 「人とのコミュニケーションや人間関係がうまくいかない」
  • 「今までできていた買い物や家事が、億劫になってできなくなった」

このようなお悩みを少しずつ解決し、退院後の安心した暮らしにつなげるためのお手伝いをさせていただきます。

お問い合わせ/見学希望

医療関係者の方は 地域医療連携室 にお気軽にご連絡ください。

「精神科リハビリについて」とお申し出ください。
0299-79-2114 (代表)
(平日/土曜)9:00 ~ 17:00

精神科作業療法の3つの目的・効果

当院では、患者さんの回復のペースに合わせて、以下の3つを目標にリハビリを進めます。

病状の安定(心のリフレッシュ)

回復の段階に関わらず、日中の活動に参加することで、気分転換やストレスの発散を図ります。
活動に集中することで不安や雑念が和らぎ、情緒を安定させる効果があります。

対人関係の改善(少しずつ人との関わりに慣れる)

ご病気の影響で、人とコミュニケーションをとることに苦手意識を持ってしまう方は少なくありません。
まずは個別の作業から始め、少しずつ集団での活動へとステップアップしながら、無理なく「人とうまく関わる方法」を学んでいきます。

基本的な日常生活の獲得(生活リズムを整える)

入院中は生活が不規則になりがちですが、決まった時間にプログラムへ参加することで、健康的な生活リズムを取り戻します。
また、退院して地域での生活に戻るために必要なスキル(金銭管理、家事、健康管理など)について、実践的なアドバイスや相談を行います。

プログラムのご紹介

患者さんが「楽しい」「やってみたい」と思えるよう、多彩なプログラムをご用意しています。
ご自身の興味や目標に合わせてご参加いただけます。

  • いろは(基礎的な活動)
    塗り絵、習字、読書、カレンダー作り、手芸、パズル、計算、ゲームなど、手先や頭を使う軽作業を中心に行います。
  • 創作活動
    季節の移り変わりを感じていただけるよう、季節に応じた作品づくりを行います。
  • レクリエーション・運動
    的当てやボーリングなどの体を動かすゲームや、頭の体操を取り入れたプログラムで、楽しく体力づくりをします。
  • 外出プログラム
    お買い物、いちご狩り、お花見など、季節や目的に合わせた外出を行います(必要に応じて個別での対応も行います)。
    実際の社会に出る良いリハビリになります。
  • 心理教育(チーム医療)
    患者様ご自身が病気について正しく理解し、うまく付き合っていく方法を考えるプログラムです。
    作業療法士だけでなく、看護師や薬剤師などの専門職がチームとなってサポートします。
※ その日のご気分や体調を最優先に考え、ご本人の意思とペースを尊重しながらご参加いただいています。

週間プログラム(予定例)

午前 いろは / レク 創作 / 外出 らくらく運動 いろは 創作 チューリップ
午後 いろは レク いろは いろは / 料理 いろは ひまわり / 映画鑑賞